主食:舞台

フリーライターが語る舞台のこととか、散文とか。

ジャニーズ初心者アラサーライター、今度はSnow Manという底の見えない沼に落ちる

先日、HiHi Jetsが気になるという記事を書きましたが、そこからものの見事にジャニーズ沼にインしてしまった私。

本当にねぇ。
今のジャニーズJrさんたち(ハマった発端がJrチャンネルの動画なのでこう記載しています)はYouTubeがあるからさぁ!!
出かけられない、遊びに行けないこんなご時世には軽率に沼ってしまうのよ。
実際、同じような境遇の方もYouTubeのコメント欄で散見されましたしね。

仕方ない。仕方ないと謎に自分を納得させています。

きっかけはおすすめ動画

普段からYouTubeを見ている方はお分かりかと思うのですが、YouTubeで動画を見ると、視聴が終わった後に画面に『おすすめ動画』が表示されます。

このおすすめというのは、今までの閲覧履歴などを元にしている様ですが、HiHi Jetsのある動画を見ていた所、おすすめ動画として『Snow Man』の動画が出てきました。

内容としては、ある方にスポットを当てた動画だったのですが、その日は少しばかり落ち込んでいた所もあり、その動画にかなり元気をもらいました。

「俺は市民だ!!!!」出会ってしまった『最強動画』

前述した動画についてプライベートのTwitterアカウントで呟いた所、スノ担の知り合いからこの動画もおすすめ、とおすすめをいただきました。
その動画がこちら。

『ジャニーズJrチャンネル』内のSnow Manの動画でも名作中の名作の『人狼ゲーム』の動画ですね。

初見時は殆どメンバーの事を知りませんでした。
阿部くんがクイズ番組に出ている事と、やけに若い子(ラウールくん)がいるという程度の知識だったのですが、この動画で何となくグループの雰囲気と名前を覚えました。

この動画について1本記事が書けるんではないかと思うくらい面白いんですが、好きなポイントを箇条書きにすると以下の通り。

・必ず最初にいなくなる佐久間くん
・小芝居を始める佐久間くん
・9人のわちゃわちゃ感

見出しに書いた「俺は市民だ!!!!」って言うのは、何故か最初の投票で処刑されてしまう佐久間くんの一言ですね。

もうとにかく佐久間くんが面白い。
人狼ゲームの動画って時点でハズレはないだろうなと思っていたのですが、そこにプラスアルファされてくる『佐久間大介』という濃い目のキャラクター。
皆が信用してくれなさ過ぎて、「もうこの村は信用できない・・・」とか、処刑が発表された時に胸を押さえて倒れこんだりして、細かい小芝居が面白すぎる。

極めつけはこの動画の締め、撮影場所に設置された椅子にゆったりと腰かけた状態で発せられた「俺の命はセミよりも短いんだ・・・」

そして何より、9人のわちゃわちゃとした空気が良いです。
元々男性同士がわちゃわちゃとしているのが好きな人間なので、非常に楽しめました。

滝沢歌舞伎ZERO』との運命的な出会い

その後、ジャニーズJrチャンネル時代のものから現在のSnow Manチャンネルに至るまでの動画をいくつか視聴しました。

もちろん、ライブパフォーマンス動画やダンス動画なども視聴したのですが、皆さん驚くほどダンスがキレッキレ。
特に人狼動画で佐久間くんが気になっていた私は、そのギャップにびっくり。

そんな中耳に入った「Snow Manの舞台のDVDが出る」という情報。
どんなDVDか詳しく調べてみると、この状況下で発売延期になっていた『滝沢歌舞伎ZERO』というSnow Manが座長を務めた舞台のDVDとの事でした。

まだSnow Manと出会ってから日が浅かったにも関わらず、私は『滝沢歌舞伎ZERO』を予約注文していました。
何故そんなに躊躇せずに予約したかというと、ジャニーズの作る舞台芸術への純粋な興味もあったのですが、動画で様々なパフォーマンスを見て、Snow Manなら絶対に舞台映えするんだろうなと感じていたからです。
これはずっと舞台を観てきた人間の『勘』の様なものですね。

そして、その『勘』は見事に的中しました。

圧倒的なエンターテインメントに陥落

滝沢歌舞伎ZERO』は想像通りの華やかさとエンターテインメントがぎっしりと詰まった演目でした。
そして思った通り、Snow Manは舞台映えする人達でした。

私が特に好きなのはOP『ひらりと桜』とMayBeと総踊り。

OPの大量の桜の花びらがばさーっと降ってくるのがまず凄い。
そして、その降り積もった花びらの中で舞うSnow Manの美しさと言ったら・・・。
手で掴んで上から降らせたりとかもしてましたし、圧巻の美です。

MayBeはステージ中央とその周りのダンス(舞台の一部が回っている)、そして両サイドで歌唱というパートなんですが、特にダンス担当のお二人(ラウールくん、佐久間くん)の表現力が凄かった。

白い衣装でダンサーさんと一緒にコンテンポラリーなダンスを披露したラウールくんは当時16歳との事ですが、とても10代とは思えないスキルの高さでした。
一方で黒い衣装の佐久間くんは何かに苦悩し、喪失もしたのかな?と思わせる様な激しい感情を見せるダンスで、佐久間くんには一体何個の引き出しがあるのだろうかとただただ驚いてしまいました。

総踊りは、第1部最後の『五右衛門ZERO』という歌舞伎パートの締めに当たるのですが、女方に扮した阿部くん、佐久間くんの美しさも去る事ながら、五右衛門に扮したセンターの岩本くんが非常にサマになっていてかっこいいです。
そして、そのダンスを引き立てる『花鳥風月』という楽曲がまた素晴らしい。

他にも滝沢歌舞伎では名物と言われる『腹筋太鼓』など、第1部は『パフォーマンス』で魅せる演目が多くありました。

第2部はそれまでとは打って変わってお芝居のパートとなるのですが、ベースが喜劇という事もあり、さっきまでキレッキレのダンスを披露していた人たちと思えない様な役柄の人もチラホラ・・・。

中でも佐久間くん演じる金さんと深澤くん演じるお丸の安定感が凄いなと思っていたのですが、Snow Manは以前から滝沢歌舞伎に出演しており、5年もこの役をやっているそうで安定感に納得しました。

また、このパートでは上演されていた新橋演舞場の舞台機構が存分に使用されていて、中でも大量の『水』を使った演出が圧巻でした。
噴き出した水の壁の中から飛び出してくる宮舘くんのあまりにカッコよさには「舘様ー!」(※宮舘くんの愛称)と叫びたくなるほど。

滝沢歌舞伎ZERO』という演目1つで、これだけたくさんの才能とパフォーマンス力、そしてアイドルとしての1面を見せてくれるSnow Manに一気に惚れこんでしまいました。

エンターテイナー『Snow Man

毎週更新されるYouTubeでは相変わらずわちゃわちゃしつつ、『滝沢歌舞伎ZERO』は今年12月に舞台と映像を融合したものが上映される。
そして新曲『KISSIN' MY LIPS』では非常にセクシーな一面を見せてくれる。と、どこまで行っても底が見えないSnow Manはまさに『エンターテイナー』と呼ぶにふさわしい存在です。

最後におすすめの公式動画を貼りますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。