主食:舞台

フリーライターが語る舞台のこととか、散文とか。

またしても新魔進登場ーキラメイジャー22話ー

やっぱり魔進になりましたねぇ。アクアキラメイストーン。
そしてマブシーナの呪いも・・・。

過去を変えずに未来を変えられる方法

今回、カナエマストーンを使ってマブシーナの呪いを解こう!という話だと思っていたので、タイムパラドックス的な面をどう処理するのかと楽しみにしていました。

そうしたらまさかの『呪いを無効化するアクアキラメイストーンを復活させよう』という方向。
そして、その為に過去に行って呪いをかけた張本人、ヌマージョの体液を採取しに行く・・・のはうまくいかなかったので、アクアキラメイストーンにかかっている毒液を武器を付着させて持って帰ってきました!
という二転三転もした展開。

こんなにも鮮やかな『過去を変えずに未来を変える』方法があったのかと驚いてしまいました。
過去に行く必要性も回収しつつ、それでいて過去の事実(呪いがかかってしまう、アクアキラメイストーンが毒液に侵されてしまう)は変えていない。
カップを取れないと判断した充瑠の咄嗟の判断も、突飛ではありますが決して無理がある方向性ではない。
そしてそれらが自然な流れで構成されている。

いやー本当にキラメイジャーの脚本は素晴らしいです。
子供向けであるという前提があった上で、大人も楽しませてくれる。
圧巻です。

電車3台目

新たな魔進『魔進ザビューン』となったアクアキラメイストーン。

魔進ジョーキー、魔進エクスプレスに次ぐ電車型なのですが、電車モチーフにはどうもざわざわしてしまうトッキュウジャーファンの私です。
働く車モチーフが多いキラメイジャーにおいて、電車3台目ですし。

さらに魔進エクスプレスとの合体ロボにもなりました。
これでまさかの敵味方合体のキングエクスプレスが登場する事もなくなるのかな、と思うと少し寂しい気もします。

グルグル回るアクションシーン

出演者の方のSNSでも触れられていましたが、前回、今回とアクションシーンに定評のある坂本浩一さんが監督をされていたそうで、確かにアクションシーンが比較的な多めな今回は迫力がありました。

あのグルグルとカメラが回ったり、大迫力な戦闘シーンは思い返すと他にも坂本さんが担当された第4話にもありましたね(ガルザ初登場回)
万力のインパクトが強いですが、時雨のアクションも光る第3話も坂本さんが監督をされていて、坂本さんは華やかなアクション回の立役者と言っても過言ではないですね。

そんな大満足の22話の次に控えてるのは『劇団キラメイジャー』。
しかも、砂になってしまったマバユイネ王妃が復活?するそうで・・・。
王国が没落した事実を芝居で王妃に隠し通せ!というコメディなんだかシリアスなんだか分からない展開に。

まだまだキラメイジャーは我々を楽しませてくれる手札を隠し持っているようです。

ではまた来週。