主食:舞台

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報告制だったの?-キラメイジャー26話ー

今回かなり重要な回だったと思うんですが、パワーワード祭り過ぎて忘れそうになりますね。

『キラメイ音楽祭』は為朝のターン~。

キラキラの宇宙人

キラキラの宇宙人がオラディン王とは思わなかったですね・・・。
カナエマストーン探索中だったんでしょうか。
宝路はもうクリスタリアにいたのかしら、とか色々考えますね。

「限界は超えない為にある」

私が子供の頃は『24時間働けますか』という時代でしたが、今は消耗しない働き方を目指そうぜという時代。
限界を超えたら、人も物も壊れてしまう。

時代にあった考え方に柔軟にシフトする脚本が素敵です。

パワーワードの嵐

「ひらめキング出来ました!」
「ワンダー通せんぼう」
「さよなら三角また来てシルバー」
「もうブルーダイヤはいいから」

何度も言う様ですが、今回は結構重要な回だったと思うんですよ。
それなのに、何故こんなにもパワーワードにあふれているんでしょうか・・・。

まず「ひらめキング出来ました」ってなんですか。
充瑠が何か思いついた時は報告制だったんでしょうか・・・。

それか、やっぱり無から有を作る事は出来ないって事になるんですかね?
キラメイストーンに対してのひらめキングだと目の前に物質があるから可能。
でも、今回みたいな武器をひらめキングした場合、その素材が無いからマブシーナの感情を揺り動かしてもらうために報告が必要だった・・・?

なんかもう『ひらめキング』が動詞みたいになってますけども。

宝路の「ワンダー~」は段々ネタみたいになってきてますけど、いいんでしょうか。

そして、終盤にさらっと充瑠が言ってのけた「もうブルーダイヤはいいから」が辛辣でじわじわきますね・・・。多分マブシーナは本心で泣こうとしてたと思うんですけども。

充瑠でもそんな事言うんですね。

100秒

戦隊モノではお馴染みと言っても過言ではない、強化装備。
パワーワードに負けそうになってますけど、重要なのはこっちです。

カナエマストーン・エネルギアの力を借りようとするも、超強力過ぎて危険。
それでも他のメンバーが地球の平和の為に身を捧げる覚悟をしているのに対して、充瑠は地球も皆の未来を守りたい。

そこでオラディン王の「限界は超えない為にある」から着想し、開発された超強力装備には100秒の時間制限が。

キラメイジャーは「ヒーローだって一人の人間」を度々提示してきますが、そのどれもが非常にいいタイミングで出てくるのがニクイですよね。

強化装備だー!やったぜ無敵!!というご都合ストーリーではなくて、『強力であるが故』のデメリットとその対策をたった1話でこんなにも分かりやすくまとめられるとは・・・。

パワーワード以外にも、新武器の『キラフルゴーアロー』を扱う瀬奈がノーコンだったり、宝路の『オヤジ臭さ』が再度顔を出したりとシリアスとギャグをこんなにも綺麗に詰め込んだ回が他にあったでしょうか。

さらに『キラメイ音楽祭』では為朝役の木原瑠生さんが圧倒的な歌唱力を披露。
さすがLove Harmony's Inc.の一員ですね。

そしてそして、次週にはなんと『獣挙戦隊ゲキレンジャー』からのスペシャルゲストが登場。

ガルザとクランチュラの密談、ガルザとヨドンナの密談もあり、ヨドンヘイムサイドも何だか物語が動き出した予感でわくわくしますね。

では、また来週。