主食:舞台

フリーライターが語る舞台のこととか、散文とか。

エモさ爆発ーキラメイジャー18話ー

先日こんな事書きましたが、キラメイジャー記事だけは主観で書かせてください・・・すんません。

ギャグとシリアスのバランスよ

キラメイジャーと言えば、ギャグとシリアスのバランスが絶妙な塩梅の脚本が魅力ですが、今日の冒頭部分は中でも凄かった。
いや、酷かった(いい意味で)。

何で演技力がないと追い出されないといけないんでしょうか(笑)
しかも掴みのギャグかと思いきや、真剣に基地の外に出されていた充瑠。
「ただいま~」じゃない。
状況的にマブシーナに悟らせたくないのは分かるけど、あまりにも乱暴だし、それを受け入れてる充瑠よ。

そこそこの事をしてるし、されてるのに本人達はいたって真剣なのがいいですよね。
状況的にはめちゃくちゃシリアスなのに、大変愉快な事になっていました。

結局充瑠が最強

先週の予告通り、しっかり闇落ちしてしまった宝路。
昔読んだ絵本の悪役からヒントを得るとは、叔父上・・・昔から拗らせてますね。

思っていたよりも闇落ち期間が短かったなぁと思ったんですが、もしかして、そこに至る理由が本人に起因していないからでしょうか。

闇落ちって、とてつもない絶望とか不幸とか、精神的なものがあるけど、今回のパターンは物理的なものですよね。
ガルザの力に宝路の中にあるモンストーンが共鳴した形なので、確かにそこを打破してしまえば元に戻る。

もちろん、体の中にあるものを打ち砕くなんてそう簡単にできる事じゃないですけど、そこに作用してくるのが、マブシーナと宝路の兄妹愛・・・!

実の兄妹ではないけど、お互いを思いあうマブシーナと宝路の思いを知っているからこそ、動く充瑠。
そして、オラディン王の言葉。
マブシーナを救うか、宝路を救うかに対して、「どっちも選べない!!」って言う充瑠がまたいいですよね。
どっちも救ってみせる!じゃなくて、どっちが犠牲になるかなんて選べない!って言う発想。

皆が諦めてしまいそうになっても、絶対諦めない主人公体質な充瑠が結局一番強い気がします・・・。

マブシーナにかけられた呪い

冒頭で、マブシーナの母が淀みの海の魔女の呪いによって死んでしまった事が明かされましたが、マブシーナ自身はどういう風に聞いてるんでしょうかね。
あの王冠の様なものを見つめる反応を考えると、正確には教えてもらっていないのかもしれませんね。

現段階では、呪いがかかっている『かも』しれない、という事ですが、キーになりそうだった宝路の体内のモンストーンも消えましたし、やっぱりキーになるのは、マブシーナなのかもしれませんね。

マシュマロ邪面の1つ前の回(クランチュラが地球に来た回)から、次週の内容を暗示させる様な何かが劇中に出てきていますが、さしずめ今回の場合は冒頭で時雨が持っていた台本でしょうか。

次回のタイトルは「相棒」。
時雨が持っていた台本は「相撲19」。

こういう小ネタを挟んでくるのが好きでたまらないです。

ではまた来週。