主食:舞台

フリーライターが語る舞台のこととか、散文とか。

いやちょっと待って欲しいーキラメイジャー43話ー

そんな展開あります???

思わずテレビ見ながら「おーーーーーん・・・・・・」と呟いてしまいました。

ガルザの過去がそんな事になっていたなんて。

クランチュラと充瑠の絆ァ

元ネタは分かる方だけ笑ってください(笑)

前回あっさり宝路に捕まってしまったクランチュラですが、ヨドンヘイムへの道しるべとして活用されました。なるほどね。

しかし、捕まっているとはいえ、さすがのクランチュラも「はいそうですか」とはならないです。
ならないと思っていたのですが、まさかのクランチュラと充瑠の絆。

「充瑠の頼みならいいよ♪」ってなに。クリエイター同士で仲良くなったの・・・そう・・・。

最後までクランチュラはいい感じの悪役ポジに落ち着きそうですね。

癒し系というか、なごませ系というか。

しかし、絆があるとはいえ、ヨドンヘイムを滅ぼすかもしれないキラメイジャーをヨドンヘイムへ案内するとは、クランチュラも随分なことをしたものです。

結果的に「危ない橋は渡れないからな」ってヨドンヘイムついた瞬間に逃げ出してますし。

ヨドンヘイムを守りたいのか、滅ぼしたいのか・・・。

まぁ、今のクランチュラにとってはヨドン皇帝そのものはどうでもいいけど、ヨドンヘイムの住人としては色々まずいとかそういう事なんでしょうね。

伝説の英雄になるはずだった

さて。ガルザです。

ガルザですよ。

今回ついに何故、ガルザが裏切ったかが明らかになりましたが、私の考えでは出来のいい兄に嫉妬して、もしくはガルザに王位継承権があったのに何らかの理由でオラディンに取られてしまったことによる闇落ちを考えていました。

明らかになったのは、ガルザにはクリスタリアの「伝説の英雄」になる資格があったということ。
充瑠やオラディン王のような想像力をもっていたガルザはその将来を期待されていたわけです。

この時点で私は、ガルザと同じ素質を持っている充瑠がもしかして同じように闇落ちしそうになる(もしくはしてしまって)クライマックスを迎えるのかなと思っていたのですが、事態は思ったより深刻でした。

ガルザは幼いころから兄オラディンとなかよしで才覚もある。
そのため兄弟そろった時のキラメキはすさまじく、キラメキに恐れをなしたヨドン皇帝は密かにクリスタリアに忍び込み、ガルザを洗脳。
そして、ガルザがあくまでも「自分の意思」としてクリスタリアを滅ぼし、オラディンを始末するよう仕向けていたのです。

自分が洗脳されていたことに気づいたガルザは愕然としますが、そこを充瑠が「今からやり直せばいいじゃない」と救ってくれます。
さすが充瑠。

今までのガルザがなぜか充瑠にいらだっていたのは、自分と同じものをもっていたからなんでしょうね。
そして、クランチュラとなぜか馬が合っていたのも根っこの部分にある想像・創造する力が関係していたのかもしれません。

正気に戻ったガルザはヨドン皇帝に立ち向かいますが、ヨドン皇帝の攻撃であえなく爆発・・・。

しかも公式Twitterも「ガルザ、今までありがとう!!」とツイート。

・・・しかし、こんなツイートを前にも見た事があります。

そう、それはクランチュラが爆死したと思われたラッパー回。
あの時、クランチュラは5分の1を失いましたが生きていました。
同じ様なツイートですし、今回もワンチャン生きてたりしないかなと思っています。
あとはオラディン王みたいに魂だけキラメイストーンに宿して魔進になるとか。

定石を次々に覆してきたキラメイジャー。ガルザもなんとか生きていて欲しいと思ってしまいます。

もちろん、裏切り者ガルザが理由はどうあれあっけなく死んでしまう、という路線もありではありますが、結局のところガルザ自体は何も悪くなかったですからね・・・。


ヨドン皇帝の攻撃によって、充瑠もヨドンヘイムの深い谷底に落ちてしまいました。
まさに絶体絶命の大ピンチ。
さすがに充瑠は生きていると思いますが、どうやって生還するのかがミソですよね。

冒頭が伏線になることが往々にしてあるキラメイジャーですから、クランチュラと充瑠の絆が伏線になってクランチュラが助けてくれていたらいいなと思います。

いやはやあと2回。そう思うと寂しいものです。
一体どんな展開を迎えるのか、最終回まで楽しみにしたいです。

ではまた来週。