主食:舞台

フリーライターが語る舞台のこととか、散文とか。

最終局面でもひと展開ありーキラメイジャー42話ー

さてさて。いよいよラストスパートのキラメイジャー。

先週の予告ではパワーアップするガルザが描かれていましたが、そこがどうやら今回のミソだった模様です。

パワーアップしたガルザは・・・

ということで早速ガルザの話を。

予告ではうまく読み取れなかったのですが、どうやらヨドン皇帝がシャドンを失って空いた分を埋めるようにヨドン皇帝の一部になることを選んだみたいですね。

えーそんな事できるの??となりましたが、ヨドンナが人格だけじゃなくて実体も存在する訳ですし、可能なのでしょう。

そこからのパワーアップでキラメイジャーをやっつけるぞ!

・・・と、ここまでは予想が出来そうな範疇。

しかし、そうなってくるとガルザは一体クランチュラに何を頼んだのか・・・。

クランチュラの頼まれごと

はい。まさかのここに来て、ガルザのクーデターです。

ずっと狙っていたけど行動に移していなかったのか、先週のクランチュラの一件があってクランチュラが使えると思ったのか・・・。

今までヨドン皇帝を裏切るそぶりを微塵も見せていなかっただけに意外でした。

意外でしたし、あと4話しかないのに悪役サイドにこんな大展開アリですか??

実質あと3話で全部片付くのかな・・・と思わなくはないのですが、そこはキラメイジャー。
今までの素晴らしいシナリオを見る限り、きちんと回収してくれるんだと思います。

ガルザのキラメンタル

さて。冒頭で充瑠の夢に現れたクリスタリアの少年。

悩みつつも手元のスケッチブックに描いた絵には必殺技のようなものが。
そうか、この少年はかつて王子だったころのオラディン王だったのか。
きっと誰もがそう思ったはずです。充瑠もそうだし、私もそう思いました。

しかし、それはラストに覆されることになるのです。

絶体絶命のピンチに呼び出されたオラディン王が必殺技として繰り出したそれは充瑠がみたものではなく、むしろそれに対抗したガルザが放った必殺技こそが充瑠の夢に出てきた少年が描いていたものだったのです。

これが意味するのって、やっぱりガルザにも王様レベルのキラメンタルがあったってことになると思うんですよね。
ということはワンチャン、ガルザが味方に転じる展開もあるのかなぁと思ったり・・・。
あとは実は王位継承権があったのはガルザだったのに、何かの事情があってオラディンが継ぐことになってしまった、とか。

次回でガルザがヨドンヘイムに身を投じた理由が明らかになるようなので、そこに注目したいですね。


今回、パワーアップしたガルザを見てキラメイジャーたちは何とか応戦を試みるのですが、そのガルザの目指すべき姿というか最終形態を見た充瑠がワクワクしてしまっていたのが、何だかとてもキラメイジャーらしいなと思ってしまいました。

敵が超強力になってしまったというのに、純粋にその造形に感動しているあたりが「想像・創造が好き」な充瑠が充瑠たるところなのでしょうね。

あっさり宝路に捕まってしまったクランチュラの進退も気になるところです。

ではまた来週。